大湿原の小さな町から                 北の大地で思ふことblog


北のはずれ北海道釧路湿原の小さな町で暮らすたくさんのふしぎ
by superkiyoshi
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救出捕獲

午前中、塘路湖から細岡までのカヌーツアーに出かけた。いつもの様にのんびりと釧路湿原の川を右へ左へと曲がりながら漂うのである。数日前から気になっていた事、天然記念物のオジロワシが飛ばずに川岸の低木に止まっていたのを2日程見かけていた。通常、野生動物ならば飛んで逃げているような所なのでどうも様子がおかしかったのだ。見かけてから数日が過ぎている。もしまだいるようだとただ事ではないのである。いつも見かけるポイントでギョットした。いまだにいる・・・。その後も気になって仕方がなかった。ツアーが終わりすぐに環境省自然保護官事務所に連絡をした。やはり他のガイドからも情報は来ていたようだったが今日の状態を詳しく説明した。レンジャーと獣医師の話し合いですぐに観察、救助のため出動する事になった。現場へは川からのアプローチが必要なため同行して欲しいと依頼があり、鳥博士なレンジャーさんと保護センターの獣医師さん2人と合流して再び観察の為現場にカヌーで向かったのだ。現場に到着。やはり居た。
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観察後直ぐに保護捕獲することになった。さすがに専門家。二手に別れてそーっと・・・大きなアミでホイだった。
個体は激やせで感染症になっているらしい
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今回の事例の場合やはり保護は必要だったそうだ。自然に暮らす野生動物はそうむやみやたらに保護する訳にもいかない。可能な限り自然にしておくことがとても重要なことなのでその判断はとても難しい。自然に人の手を加えることでおこる弊害も少なからずある。慎重にしないと取り返しがつかない事もあるのだ。きっとこのオジロワシにもなにかがあったのだろう。専門家の手で元気になりまたこの湿原の大空を舞って欲しいと心から願っている。
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by superkiyoshi | 2011-08-05 21:21 | 北のはずれ日常のポツリ | Comments(0)
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